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『九評共産党』8周年 中国人の覚醒を手助け

2012年11月26日
 
【新唐人2012年11月27日付ニュース】中国共産党の本質を暴いた社説『九評共産党』が発表されて8周年を迎えました。この8年で多くの中国人が共産党の本質を見抜き、共産党組織からの脱退を表明。脱退者はすでに1億2千万人を超えています。
 
2004年11月18日、ニューヨークに本部を置く独立メディア“大紀元時報”が共産党の本質を赤裸々に暴いた社説『九評共産党』を発表。その後、インターネットなどを通じて中国に入り、瞬く間に中国各地に広まりました。国際社会でも強い反響を引き起こし、まもなく英語、日本語、ドイツ語、フランス語、韓国語、ロシア語、ベトナム語、イタリア語などの多言語版が出版されました。
 
2004年12月、大紀元は中国人の共産党脱退のための“脱退サイト”を立ちあげました。これにより、中国人の共産党組織からの脱退ブームに火が付きました。2012年11月現在現在、すでに1億2千8百万人が共産党からの脱退を表明しています。
 
長年歴史を研究して来た作家の荊楚(けいそ)さんは、『九評共産党』は偉大な本だと讃えます。
 
中国作家 荊楚さん
「普段断片的にこれらの歴史真相を知る事はありますが、『九評共産党』のように系統的に共産党の根を掘り上げていません。これは偉大な本です。『九評』を読んだら、皆驚きます。心理構造や理解力が大幅に向上し、多くの事がわかるようになります。多くの人が認識できました。共産党は生まれたその日から汚い血が流れているのです」
 
また、共産党の上層部でさえ、共産主義を本当に信じている人はいないと示します。共産党員の言行不一致の二重人格によって、中国全体が偽りの社会となり、人々は苦痛の中で生きるしかないといいます。
 
中国作家 荊楚さん
「マルクス・レーニン主義はもうすでに破綻し、毛沢東思想は中国人に災難と血の涙をもたらし、中国社会を偽りの社会に変えました。この偽りのものは多すぎて挙げきれません。偽りの国家ではニセモノと嘘が横行し、やる事は鬼の行為で人を騙すことばかりです。結果、中国人全体の精神面、道徳面の全面的な堕落を招いています」
 
 “世界自由情報運動”の創立者・張新宇(ちょう しんう)さんは、中国社会の乱れた現象を個人の責任だと思っていたのが、『九評共産党』を読んで初めて問題の根本原因がわかったと述べます。
 
「世界自由情報運動」創立者 張新宇さん
「はっと悟ったような感じがします。前までは共産党文化にどっぷり浸かっていたため、何も感じなかったのです。多くの社会現象をいつも何人かの個人、例えば林彪や劉少奇など個人が問題だと思っていました。『九評共産党』を読んでからそうでないことがわかり、根本原因がわかりました」
 
独立評論家・李善鑑(りぜんかん)さんは、共産党は存続のために各種虚言を造り上げ、人々を騙し続けてきたと述べます。
 
独立評論家 李善鑑さん
「存続のために共産党は常に変化します。中共の党規約は初めから現在に至るまで何回変えたかわかりません。皆が共産党の間違いに気がついたときは、1~2人の仲間を犠牲にします。自分の存続のためには彼らに責任を転嫁しますが、問題の本質はこれらの人ではなく、共産党が彼らを造り上げたのです」
 
 “中国公民監政(かんせい)会”の発起人(ほっきにん)・郭永豊(かく えいほう)さんは、共産党の残虐性は現実の中でもすでに実感しているものの、『九評共産党』を読んでからは夢から醒めたようだと述べ、共産党は虚言と暴力的手段で中国人を身動きできないようにコントロールしている事がわかったと示します。
 
李さんは、中国人が共産党の邪霊およびその党文化のコントロールから脱却するには、『九評共産党』を繰り返し読み、中国の伝統文化を回復し、是非の判断基準を建て直すことだと示します。
 
独立評論家 李善鑑さん
「伝統文化が回復したとき、中共のイデオロギーは必ず否定されます。両者は共存できないからです。もし、この種の伝統文化がなく、価値観がなければ中国に未来はありません。中国の未来のためには中共の価値観を否定しなければなりません」
 
また、中国共産党は存続のためには“民主路線を歩む”などの看板を掲げ、民衆を騙すこともありえると指摘します。しかし、共産党が存在する限り、民主と自由はいつでも共産党に剥奪されると警告します。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

 

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